資産運用において、今や「eMAXIS Slim」シリーズをはじめとする低コストな「投資信託(インデックスファンド)」は、個人投資家にとっての「正解」となっています。日々家計の収支と資産の最大化を突き詰めている私にとっても、その利便性は十分に理解しているつもりです。しかし、私はNISA成長投資枠においては、投資信託ではなく「ETF(上場投資信託)」を主軸に据えています。なぜ、手間のかかるETFをあえて選ぶのか。そこには「今も未来も豊かにする」ための戦略と、0.01%のコストにまでこだわる合理的な裏付けがあります。今回は、私がETFに投資する3つの理由を詳しく解説します。
暴落時を耐え抜く余裕を持つため!
投資信託の最大のメリットは「分配金を出さずに内部で再投資されること」ですが、これは裏を返せば、解約しない限り手元に現金が一切入ってこないことを意味します。
好景気の時は画面上の数字が増えるだけで満足できますが、暴落に直面した際、評価損益が溶けていく数字だけを眺め続けるのは、想像以上に過酷な体験です。
分配金が継続のモチベーションになる!!
ETFを保有していれば、市場が荒れていても、企業が経済活動を続けている限り一定の分配金が得られます。
TOPIX連動のETFであればおおよそ年率2%の分配金を毎年受け取ることができます。100万円の投資でおおよそ2万円、1000万円ではおおよそ20万円のキャッシュフローが得られます!
心理的緩和: 資産総額が減っていても「今月も分配金が入った」という事実は、精神的な緩和剤になります。
狼狽売りの防止: 分配金があることで、暴落時も「このまま保有し続けよう」という動機付けになり、長期投資を挫折せずに続けるための最強の防御策となります。
徹底的な「コスト」へのこだわり!
家計を管理する際、私が最も重視するのは「コントロール可能な固定費」を最小化することです。運用コストも同様で、わずか0.01%の差が数十年後には無視できない金額となります。
ここで、人気の投資信託と、私が投資している東証ETFの信託報酬を比較してみましょう。
| 銘柄名 | 種類 | 信託報酬(年率) |
| 1475(iシェアーズ・コア TOPIX ETF) | ETF | 0.0495%前後 |
| 1348(MAXIS トピックス上場投信) | ETF | 0.066%以内 |
| eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 投資信託 | 0.143%以内 |
eMAXIS Slimも投資信託の中では最安水準ですが、ETFと比較するとコストには2倍以上(1475と比較すると約3倍)の開きがあります(2026年2月現在)。資産が大きくなるほど、この差は年間で数万円のコスト増となり、運用パフォーマンスを押し下げます。「贅肉(無駄なコスト)を削ぎ落とす」という観点から、私はよりシンプルな構造のETFを選択しています!
「投資のつまらなさ」を解消する仕組み作り!
投資信託の自動積立は、あまりにも完成されすぎていて「つまらない」と感じてしまうことがあります。これは贅沢な悩みかもしれませんが、投資が単なる数字の移動作業になってしまうと、関心が薄れ、継続のモチベーションを維持しにくくなるリスクがあります。
分配金があるだけで、純粋に「嬉しい!!」
私は現在、受け取った分配金をすべて手動で再投資に回しています。効率を考えれば投資信託の自動再投資のほうが合理的ですが、それでも「自分の選んだ資産が、現金を運んできてくれる」という体験には、合理性を超えた喜びがあります。
また、私は1475(iS)と1348(MAXIS)を併用することで、分配金の受取月を分散させています。
1475: 2月・8月が決算月
1348: 1月・7月が決算月
(受取日は決算から約40日後)
このような分散をすることで、頻繁に「分配金発生」の通知が届くようになり、投資を「一生続く楽しい習慣」に変える工夫をしています。
【補足】つみたて投資枠との使い分け
ここまでETFのメリットを語りましたが、私は全ての資産をETFにしているわけではありません。新NISAのつみたて投資枠では、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(オルカン)を積み立てています。
つみたて投資枠ではほとんどの証券会社ではETFが選べないという制度上の理由もありますが、以下の使い分けが自分の中で最適だと考えているからです。
つみたて投資枠: オルカンで世界中に分散し、自動で「土台」を作る(効率化)
成長投資枠: TOPIXのETFでコストを極限まで下げ、キャッシュフローを管理する(納得感と楽しみ)
まとめ
投資信託にすべてを委ねる「受動的な投資」は楽ですが、退屈です。「能動的な投資」をすることによって、効率だけを追い求めて飽きてしまうよりも、自分なりの「納得感」を持って継続する。それが、私のたどり着いた投資戦略です!
皆様もぜひ、ETFへの投資を検討してみてはいかがでしょうか?東証ETFでしたら、TOPIXに連動するものだけでなく、オルカン(2559)や、S&P500(1557、1655など)に連動するものもあります!
※投資はあくまで自己責任でお願いいたします!
次回は、なぜ数ある指標の中で「日経平均」ではなく、あえて「TOPIX」をメインに据えているのか。その理由について深掘りします。
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